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「鍛練 豊かさ94」

「繋ぐ」

人は太古から
見上げた空に光る星を繋ぎ
星座という空想をした

そしてその星座に沢山の物語をつくり
楽しんだ

産業が発達する前の
人がつくる文明の豊かさを感じる

そして現在も
そんな太古からの想いが
受け継がれ
夏の大三角形のベガとアルタイルの
天の川をはさんだ
一年に一度の七夕の出逢いに、
私達は今でも星に願いを込める

受け継がれてきた空想が
現在も私達の心に宿り
またそのなかで
それぞれの七夕のストーリーが生まれる

過去と未来が繋がる
そして
人と人が繋がる

どんなものも
どんなことも
どんな出会いも
見逃さず
自分と繋げて
大切にすることで
私達は多くを学び
豊かな人生を送ることが出来るだろう
また
ずっとずっと繋がっていたい
そんな想いが
生涯、人を
成長させてくれるのかもしれない


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そんな今日のヒデキチでした。
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by hidekichizm | 2015-07-31 11:56 | Comments(0)

「鍛練 豊かさ93」

「踊り場」

階段の途中に設けられた
小休止の場所。

上へ上へ向かおうとする。
しかし、時には少し体や心を休め
リセットすることも必要。

これまでを振り返り
これから向かうべき方向性を定める

順調に行っていたことが
くすぶる時は
これから向かうべき方向性を
もう一度見直す時がきたと思い
次に向けてのエネルギーをためる時。

踊り場から、新たな一歩を
踏み出すとき。
これまで以上に更に豊かな
輝く登り坂が
待っている気がする。

踊り場を豊かに過ごす
気持ちのゆとりを忘れずにいたい。


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そんな今日のヒデキチでした。
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by hidekichizm | 2015-07-29 23:38 | Comments(0)

「鍛練 豊かさ92」

「散策」

日本人が求めてきた空間

谷崎潤一郎の「陰影礼賛」にあるように
広い軒や庇を設けて直射日光を避ける
薄暗い室内
行灯やガス灯といった今で言う間接照明
そんな明かりのもとに
屏風の中の金色や漆器の深い赤
着物の絹の光沢が美しく映える…
見えすぎない事が
空間に想像という広がりを持たせ
小さな空間でも陰影をつけることで
奥行きを感じさせる


京都の町家の奥にある坪庭
小さな空間に、樹木、花、水、岩などを
丁寧に配置している
建物に囲まれた薄暗い中に
濃淡のある木々や
動きのある変わった枝振りの木
苔むした岩や
わずかな光に向かって伸びる
ツル科の植物
小さくとも時代を越えた古い松や梅

西洋の庭のように
散歩をするための庭とは違い
周囲からただ眺めるだけの庭

しかし、それが空間に広がりを持たせ
時には、向き合っては言えない事を
共に同じ坪庭に視線をやりながら
坪庭を介して本音で話したり
あるいは、歩いて散策は出来ずとも
自分の内面への散策に誘われたり…

日本人は空間作りにおいても
常に控え目で、謙虚で…
特別なものではなく
日常のものを美しく見える工夫をし
全ては決め付けず
想像することを大切に…
想像から生まれる個性を大切にしてきた

千利休は茶室の床の間に
花を活けず
水を張っただけの花器を置き
茶室に招いた客に
「あなた様のもっともお好きな花を
ご想像で活けてください」
と言ってのけたという

心の散策を出来る
その心と想像力の豊かさが
気持ちのゆとりをうみ
謙虚さや慎み深さ
様々な個性を認め合える温かさを
うむのかもしれない
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そんな今日のヒデキチでした。
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by hidekichizm | 2015-07-28 06:10 | Comments(0)

改め「鍛練 豊かさ89」

「研磨」

川の石ころ。
まん丸な石ころ
平べったい丸の石ころ
少しぽってりとした丸い石ころ

ふたつと同じ形はない石ころだが
そこに共通するのは
角のない石。

水は高いところから
低いところへ流れる
川は必ず上から下へ流れ
流れに押され
石も上から下へ流れる
自然の摂理だ

そして
その必然な流れの中で
偶然的に
様々な同じように流れる石や
川底にぶつかりながら
角が取れ丸くなる

きっと、
沢山の石にぶつかることで
角が早く取れ
角が取れる度に
流れに乗りやすくなるのではないか


私達も
必然的に時は流れ
年を重ねる。

その流れの中で
偶然的に
沢山の出逢いがあり
時に、衝突がある

しかし、食い違い、
他の考えを知る事で
人は研磨され
角が取れていくのではないか。

そして角が削れ丸みを帯びる度に
流れに添い
生きやすくなるのではないか。

衝突を恐れ
ぶつかることをさけても
角は取れず
衝突を避けることに
ストレスはたまる一方で
自身の成長もないだろう。

川の石ころが
丸く柔らかさや温もりさえ
感じられるのは
沢山の衝突のおかげ。

私達も失敗や衝突に恐れることなく
まっずぐに、向き合い
運命を受け止めることで
丸みを帯び、柔らかく
温もりのある人になれるのかもしれない

石ころから見える
豊かさ。


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そんな今日のヒデキチでした。
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by hidekichizm | 2015-07-27 06:45 | Comments(0)

「鍛練 豊かさ91」

「孤独」

私達は常に沢山の集団に所属している
家族、会社、学校、地域…
属することに安心感や安らぎを
感じる一方で
時には
自分自身と向き合う孤独も必要とする


孤独を感じながら
自分自身と向き合う
出来ないことに
四苦八苦しながら挑戦する


成果というのは
目に見える上達と
極限に追い込まれた状態で
感じられる
目には見えない
精神的な知恵の開眼

きっと
老子も仏陀もキリストも
究極の孤独の先に
沢山の精神的な発想をしたのだろう


そしてその先に
共に孤独を感じながらも
共に同じ方向を目指し戦う仲間の
存在の心強さを感じる


孤独な空間と孤独な時間が
自分の奥底を感じさせ
自分の精神性を高め
そして
周囲の人への感謝を教えてくれる
豊かな時となるだろう
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by hidekichizm | 2015-07-27 06:15 | Comments(0)

改め「鍛練 豊かさ48」

「余った白ではない」
「充実した無としての余白」

一枚の中に、
何もない空間があるからこそ
引き立つことがある。

正に対しての負
陽に対しての陰
健康に対しての病気
生に対しての死
それらの対立概念を
同時的に捉えていこうとする
これが「余白の奥行き」

そんなことを書いていました。

賑やかさに目と心を奪われぬように
余白のある時こそ、心にゆとりを持ち
日の当たらない場所へ優しい眼差しを
向けて、その奥行きを感じる。
その事を知り、にじみ出る本当の明るさを知る事が出来るのでは…


きっと利休の世界もそうでしょう。
五感を刺激するために
音や匂いを付け加えるのではなく
あえて全てを取り払い
自然の音や香りを感じられるように
本能を研ぎ澄ました
空虚な余白の無の世界を作り出す

そうして考えていくと
本当の豊かさとは
そんな余白をどれだけ持てるか
どれだけ楽しめるか
なのではないか


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そんな今日のヒデキチでした。
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by hidekichizm | 2015-07-26 12:37 | Comments(0)

「鍛練 豊かさ90」

「時」

時間は私達に平等に
与えられたもので
この時間をいかに使うか…

豊かな時間
贅沢な時間とは…

「時間をかける」
慌ただしい1日の中で
自分が好きなことのために
時間をかけられることは
その時間はわずかな時間であっても
その日は豊かな1日になるだろう

時間の使い方の下手な人が
最初に時間の足りなさを嘆く人だ…
という偉人の言葉がある

1日の中で僅かな時間を作り
その時間に自分の好きなことをする

音楽を聴いたり、本を読んだり
体を動かしたり、お茶を楽しんだり

そんな
ささやかな幸せな時を
持てることが
大きな力となり
その他の時間も充実させたり
1日を豊かな時間にしてくれたり
するのではないだろうか…

時間が足りない…
そう嘆くことのないように

心を満たす
豊かな時を
毎日の中で持ち続けたいと思う


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そんな今日のヒデキチでした。
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by hidekichizm | 2015-07-26 06:48 | Comments(0)

「鍛練 豊かさ89」

「道しるべ」

エベレスト
世界の頂に挑戦する人たちがいる。
道なき道をいく途中
命を落とす方もいる。
そんな方が、道なき道の道しるべに
なるという。


あんな風になりたいと
思える人がいる。
今の自分を見つめる
なりたい自分を想像する。

そこにあるギャップを埋める為に
日々努力する。

私達にとって希望や目標、憧れは
前をみて生きる力
そのものであり
どんな暗闇でも、
いばらの道でも
道なき道でも歩ける
先に見える光だ。

光を目指して歩みを止めず
日々鍛練する姿が
いつしか、誰かの光になれたら
これほど豊かなことはないだろう。


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そんな今日のヒデキチでした。
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by hidekichizm | 2015-07-25 09:31 | Comments(0)

「鍛練 豊かさ88」

「魅せられる」

海で眺める夏の夕日
山頂から望む壮大な緑
雨上がりにみる滝の水の流れ

圧倒的に美しい景色に
言葉を失い
時間が止まったような錯覚になり
ただ、その場に立ち尽くし
美しさに魅せられる

美しいものに魅了されると
そこに理由も理屈もいらない

そこから観えるものは
いつしか
目の前の景色を通り抜け
自分自身の心を映し出す

美しいものは
雨上がりの水溜まりに
青い空が映るように
私達の心の鏡となる

魅せられる
そんな景色と共に
自分と向き合えることに
豊かさを感じる


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そんな今日のヒデキチでした。
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by hidekichizm | 2015-07-24 07:19 | Comments(0)

改め「鍛練 豊かさ34」

「匂い」

花の匂い
木の匂い
土の匂い
雨の日の匂い
風が運ぶ潮の匂い
自然にも沢山の匂いがある

ふと、あれ、この匂いどこかで…
そんな思いにかられる

そして、匂いと共に
すっかり忘れていた記憶がよみがえる

新しい木の家の匂いと共に
子供たちが小さかった時の事を思い出す

雨の日の匂いと共に
外で遊べず
縁側で過ごした時間を思い出す

風が運ぶ潮の匂いと共に
幼い頃、お祭りに出掛けた事
その時の景色を思い出す

土の匂いと共に
一緒に草むしりをしたり
花を植えた
そんな写真にも撮ることのない
何気ない時間を思い出す

普段は気にも止めない
自然の匂いを
私達はしっかり覚えていて
ふと、同じ匂いを嗅いだとき
いつかの記憶が甦り
温かな豊かな気持ちになり
時に、過去の記憶に励まされる


変わることのない自然の匂いが
過去の記憶と現在を繋いで
私達の心を豊かにしてくれるのだろう

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豊かさ34と豊かさ37の「感じる」が重なっておりました・・・
豊かさ34の「感じる」を「臭い」に変更しました。
豊かさ100景まで、あと少しです・・・

そんな今日のヒデキチでした。
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by hidekichizm | 2015-07-23 09:12 | Comments(0)


VEGA HOUSE 社長   日々是鍛錬


by hidekichizm

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